1957228日、南極観測船「宗谷」救出の日

 

1957(昭和32年)年の今日228日、昭和基地からの帰途、氷海に閉じ込められていた「宗谷」が、砕氷能力6メートルのソ連の砕氷船オビ号に救出されて、無事外洋に達することができました。

 

・昭和基地からの帰途の「宗谷」は、1957(昭和32)年225日になると、流れてきた氷が益々増えて、前進も回転も出来なくなり、近くにいたソ連の砕氷船オビ号に救出を求めました。

 

19572月第一次越冬隊を昭和基地に送り込み帰国の途についた「宗谷」は北上の途中で密群氷に阻まれ航行が困難になりました。この事態に対して南極本部は米国及びソ連に「宗谷」の救援要請を行いました。1957228日、運良く氷状が好転する兆しをとらえて、何とか「宗谷」は自力で脱出を試み外洋迄5㎞の地点にたどり着いた時に、比較的近くにいたソ連の砕氷艦「オビ号」が現れ水路を広げてくれることにより、「宗谷」は氷海より脱出することが出来ました。

 

・「宗谷」のマストには、「救援を感謝する」との信号旗が掲揚され、両船のデッキは互いに健闘を祝しあう人々でいっぱいになりました。氷海を出る事が出来た宗谷はいつまでも、南極昭和基地とオビ号に向かって汽笛を南極の空にならし続けました。

 

・本当に、心温まる出来事でした。


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