・1867年2月27日、「パリ万博で日本が初めて出展した日」
・1867年(慶応3年)2月27日、フランスの第5回目のパリ万国博覧会に最初に江戸幕府、薩摩藩、佐賀藩として、それぞれ独自に参加しました。42ヶ国が参加し、会期中約1500万人が来場しました。この万博では、トーマス・エジソン氏の蓄音機や冷蔵庫も最先端技術として出店されました。
・会場には、日本茶屋をつくり、各国のお客様に、お茶を振舞うなど、日本文化が大評判となりました。
・この時は、幕府、薩摩藩、佐賀藩がそれぞれ独自に出品を行っただけで、まだ「日本」という国を紹介するとは言えませんでした。
・この後、明治維新が進み、初めて明治政府、つまり日本の政府として正式に万国博覧会に参加したのが、この次の1873(明治6)年のウィーン万博でした。
・こうして、万国博覧会という舞台で、それまでほとんど知られていなかった日本の文化が紹介されるようになると、世界中で注目が集まるようになっていきました。
・日本としても、自分の国が急速に発展していること、そしてそれと同時に、伝統的な文化も大切にしていることを世界の人々にアピールしようと、積極的に万国博覧会に取り組むようになっていきました。にほんブログ村
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