1951226日、「血液銀行開業記念日」

 

1951(昭和26)年のこの日、日本初の血液銀行である株式会社日本ブラッドバンクが、後のミドリ十字であり、現在は田辺三菱製薬が大阪に設立されました。

 

・血液銀行は、献血等により提供者から採取した血液を保存管理して輸血に必要な血液を確保し、必要に応じて供給する機関で、GHQの指示により設置されました。翌1952(昭和27)年に、日本赤十字社も血液銀行を設立しました。

 

・日本では1950年代から1960年代半ばまで輸血用血液の大部分を民間血液銀行が供給していたが、その原料は売血で賄われていた。

 

1960(昭和35年)8月、東京都にて「第8回国際輸血学会」が開催され、この学会にて「保存血の多量使用は肝炎の多発要因になる」との指摘があり、無理な売血による提供者の貧血問題、日本の保存血の大半が売血によって行われていることを、スイス・オランダの学者から取り上げられ、血液銀行の在り方が強く批判された。

 

1964(昭和39)年8月、閣議決定により、厚生省は「保存血」は「日本赤十字社」と「地方自治体」のみが取り扱う旨を全医療機関へ通知した。

 

・日本ブラッドバンクは、行政指導により血液銀行部門を廃止し、医薬品部門の拡大に特化した「株式会社ミドリ十字」に商号変更。新社名は、創業以来の社章である「緑十字形」にちなんでつけられたものでした。


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