1957224日、「北極横断の日欧定期航空路開設の日」

 

1957(昭和32年)年224日は、北極横断の日欧定期航空路開設の日です。

 

・北極海を横断してデンマークの首都コペンハーゲンに向かうスカンジナビア航空(SAS)の一番機が東京の羽田空港を飛び立った日です。

 

・この地球特急号の就航により、日本からヨーロッパまでの飛行時間が、54時間から30時間へと大幅に短縮されました。

 

・かつて南回りルートしかなかった時代に日本から54時間もかかっていた欧州へのフライトが、北回りルートの開設で大幅に短縮された。1957年にそのベースとなる「北極航路」を開拓したのが、スカンジナビア航空(SAS)でした。2020224日で新ルート開設63周年を迎えます。

 

・現在では、日本からヨーロッパへは、直行便なら11時間か12時間でアクセスできます。しかし航空の長い歴史で見ると、こんなに近くなったのはわりと最近の話です。

 

・まだ南回りのルートしかなかった時代には、欧州のどの国へ行くにも50時間余り以上を要していました。

 

・当時はなぜ、わざわざ南回りでフライトしていたのか。理由のひとつは、航空機の性能にあります。

 

・どの機種もまだ航続距離が短く、途中で多くの経由地に立ち寄らないと目的地へたどり着けません。

 

・極地上空を安全に飛行するための航法技術が未発達だったことも南回りルートで飛行を続けた要因でした。

 

SASはデンマーク、ノルウェー、スウェーデンのスカンジナビア3国が共同で設立したエアラインであり、北欧を拠点とする同社が世界に翼を広げるには高緯度地域ネットワークの拡充が不可欠でした。

 

・それから現在まで、SASのスタッフの懸命な努力でデイリー運航を続ける現在の成田コペンハーゲン線も、63年前に開設されたこの北極航路がベースになっています。

 

・日本各地からの旅行者を、羽田とコペンハーゲン経由でヨーロッパの各都市への可能性も高いです。

 

・東京オリンピックイヤーを目標に、同社はそんなシナリオを描いています。




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