1993(平成5)年2月20日、X線天文衛星「あすか」打上げの日」
・「あすか」は1993年2月20日に宇宙科学研究所のM-3SIIロケット・7号機によって打ち上げられ、2000年7月に観測不能に陥るまでの7年半にわたり世界の天文学者たちから利用され観測を続けてきました。
・あすか (第15号科学衛星ASTRO-D,別名ASCA) は日本の宇宙科学研究所が打ち上げた4番目の宇宙X線観測衛星である。1993年2月20日に鹿児島宇宙空間観測所(現内之浦宇宙空間観測所)からM-3SIIロケットによって打ち上げられました。2000年7月14日、巨大太陽フレアにより地球の大気が膨張した影響であすかの姿勢が崩れ、観測不可能に陥りました。その後も最低限の機能による運用を続けたものの、翌2001年3月2日に大気圏に突入し消滅しました。
・この日1993年2月20日は、天体から来るX線を検知して宇宙を探る日本では4個目のX線観測衛星の打ち上げに成功した日です。
・「あすか」から得られた科学的成果は、ブラックホール近傍での物質の流れや宇宙のX線背景放射の解明、ブラックホールの発見など多数あります。
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