196819日、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)が結成された日

 

1968(昭和43年)にはオペック(OPEC)の中から、アラブ諸国のみでアラブ石油輸出国機構オアペック(OAPEC)が19日結成されました。

 

・オペック(OPEC)は国際石油資本メジャーズ(外国の高度な技術を持った会社)に対して産油国の利益を守るためにに結成した石油輸出国機構で、オアペック(OAPEC)はアラブ産油国の利益を守るために結成したアラブ石油輸出国機構です。

 

・オペック(OPEC)は、国際石油資本(メジャーズ)が原油の公示価格を一方的に引き下げたことに反発して1960914日に設立された組織です。設立当初は、イラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラの5ヶ国を加盟国としていたものの、後に加盟国は増加し、20187月現在では15ヶ国が加盟しています。 本部は、オーストリアのウィーンにあります。

 

・オアペック(OAPEC)創設当時の状況は、1967年の第3次中東戦争の際、オペック(OPEC)のアラブ系産油国はイスラエルを支援したという理由でアメリカ、イギリス、西ドイツへの石油輸出を禁止しました。

 

・しかしイラン、ベネズエラなどアラブ系以外の産油国がこれらの国々への石油輸出量を増やしたため、アラブ系産油国は独自の機関の必要性に迫られ、196819日オアペックOAPECが新たに結成されることになりました。

 

1973年の第4次中東戦争の際には、オアペック(OAPEC)は、原油輸出禁止措置と連動して原油価格の大幅引き上げを決定するという石油戦略をとり、欧米・日本に第1次石油危機(オイルショック)をもたらしました。

 

・またこの措置以降は、原油価格の決定権は、かつての国際石油資本(メジャーズ)の手から離れ、完全にオペック(OPEC)が掌握することとなっています。


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