17日、「七草粥」

 

・正月の祝いとして、1月の7日の朝に、春の七草粥を食べる習慣は、皇室の行事であったものを、江戸時代に入って将軍家が受け継ぎ、さらに庶民の行事となりました。

 

・この行事は、中国から伝わった習慣で、日本では、平安時代に宮中の儀式として始まりました。最初は、汁物に七種の野草を入れたものでしたが、江戸時代には、七草粥を食べることが、庶民の間にも広まったようです。

 

・ちなみに、七草は、時代や地方によっても違いますが、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロが春の七草です。17日の朝、七草を入れた「お粥」を食べると、一年中に渡って健康に過ごせると言われます。

 

・セリとナズナ以外、普段耳にする機会がないように思うのは、鎌倉時代の書物に記された名前であるために、現代では、ゴギョウをハハコグサ、ハコベラを、ハコベ、ホトケノザをタビラコ、スズナをカブ、スズシロを大根となります。

 

・七草粥は、寒さに負けず芽吹いた若菜の新鮮な生命力を願う習わしです。

 

・七草を17日に食べる風習は、五節句の「人日(じんじつ)の節句」に由来しています。江戸時代の重要な年中行事として定められました。

 

・「人日の節句」は唐の時代の中国から伝わったもので、11日に鶏、2日に犬、3日に猪、4日に羊、5日に牛、6日に馬、7日は人、8日は穀(穀物)のそれぞれについて大切にし、新年の占いをする風習がありました。このうち7日「人日」には邪気を祓うために、7種類の草の入った吸い物を食べて無病息災を願うという風習があります。

 

・そして年の初めに芽吹き、邪気を払ってくれるという日本の「若菜摘み」という風習が結びつき、七草粥を食べる風習が広まったといわれています。




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