19381226日、雪印の日

 

1938(昭和13)年1226日は、中谷宇吉郎・物理学者が、世界最初の雪の人工結晶に成功した記念日です。その後の気象研究に多大な功績をもたらすことになった。

 

1933年から、中谷博士は自然の雪を観察し、3000もの鮮明な雪の結晶の写真版を作り、それらを7つの主要なものと多数の主要でない種類に分類した。これらの観察の一連の流れ、つまり天然の雪の写真を撮ったり、天気の条件に応じたそれらの様子を分類したりすることの中で、彼は実験室の中でできた氷の結晶から人工的な雪を作ることが必要だと感じました。

 

・彼は空洞のガラス管に水蒸気を発生させ,冷却した。彼の最初の期待とは逆に、雪の結晶を作ることは簡単な作業ではなかった。雪片がつくられる代わりに氷の結晶が,彼が核のために使っていたコットンのひもにひっつく毛虫のように育った。 

 

・低温の実験室は1935年に開設され,氷の核のために様々な材料を用いて実験は続けられた。これらの実験では,羊毛の糸の方が木綿の糸よりも良いことが明らかになったが、目標である雪の結晶の形成はしていなかった。ある日、中谷は実験室で,ウサギの毛皮のコートの毛の先に雪の結晶があるのに気付いた。これは,初めて人工的な雪の結晶を生産することへ導く重大な発見であった。

 

・最初の試みから3年たった1936312日、彼は実験室にある器具の中でウサギの毛皮の1本の毛の先端に雪の結晶を作った。1937年の12月,彼は彼の実験室でたくさんの種類の人工的な雪の結晶の写真を撮った。それらの写真は、彼が大いに賞賛していた、1937年出版のウィルソン・ベントレーの「雪の結晶」に影響を与えられたものだった。

 

・中谷博士は雪の結晶の研究を続け、どのようにして自然の中で様々な模様の雪の結晶が作りだされるのかを解明した。その後彼は,蒸気,気温,過飽和,そして雲の中の余分な蒸気の密度との間にある関係を説明した「ナカヤダイアグラム」を公表しました。

 

・中谷博士の功績は,現在、彼の研究所がある北海道大学のキャンパス内で、六角形の石碑によって今日も記念されています。彼の最初の装置は、低温科学研究所に保存され、展示されています。




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