・1192年10月31日、「日本茶の日」
・1192(建久二)年10月31は日は、日本臨済宗の開祖、栄西上人が、宋から茶の種子と製法を持ち帰った日を記念して制定しました。
・栄西上人は宋に留学した際、お茶を飲んでその効能を知り、帰国の際に種子を持ち帰り、茶の普及につとめました。我が国の「茶祖」としても知られています。
・栄西上人は、自ら茶を栽培して、「喫茶養生記」を著しました。喫茶の風習は、これをきっかけに、一般に普及しました。
・日本茶」とは、日常の会話で用いられる用語で、「日本のお茶」つまり「日本で作られたお茶」あるいは「日本でよく飲まれる種類のお茶」と言った意味合いの言葉です。
・ほとんどの日本茶は不発酵茶である緑茶です。緑茶の種類には、煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶などがあります。
・緑茶の多くは、蒸すことで加熱処理をして酸化・発酵を止めた後、揉んで、乾燥させる製法をとります。この方法は日本独自で発展したものであり、世界的に見ても製茶過程で「蒸し」という工程が行われている国は他に類を見ません。
・様々な地域ブランドが存在する静岡茶のほか、室町時代から名を高めた宇治茶(京都府)、江戸の庶民に親しまれた狭山茶(埼玉県)が有名で、これらは「日本三大茶」とされています。
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