・大晦日・大晦(12月31日)
・ 今日は、一年の最後の日です。昔から月末のことを「晦日(みそか)」「晦(つごもり)」と言い、年末の最後の晦日なので「大晦日(おおみそか)」「大晦(おおつごもり)」と言います。
・「みそか」は「三十日」の意。「つごもり」は「月隠り(つきごもり)」が転じたもので、旧暦では毎月1日が新月であり、その前日を「つごもり」と呼びました。
・また、年越しの夜のことを「除夜(じょや)」とも言います。
・かっては除夜は年神を迎えるために一晩中起きている習慣があり、この夜に早く寝ると白髪になる、皺が寄るといった俗信がありました。
・除夜には、各家庭で年越し蕎麦が食べられ、蕎麦のように長く幸福にと願いながら新年を迎えます。
・寺では除夜の鐘が撞かれるなどして、一年の神である「歳神」を迎えるため、朝まで眠らずに過ごす慣習があったそうです。
・蕎麦には、「新年も細く長く幸せをそばからかきいれる」との願が込められ、残さずに食べきるとより多くの幸に恵まれ、除夜の鐘が108回撞かれるのは、百八煩悩を洗い清める効果があるとされています。
・1999年12月31日パナマ運河完全返還
・1903年にアメリカがパナマとパナマ運河条約を締結し、パナマ運河の実質的運営権と両沿岸地帯の租借権を獲得し、アメリカ合衆国の海外領土とされました。
・1977年に結ばれた条約により、1979年10月1日に主権がパナマに返還され、海外領土としての法的地位は終了しました。
・これにより旧運河地帯の大半はパナマの行政権のもとに置かれましたが、軍事基地や軍住宅、学校などの一部地区は引き続きアメリカが管轄しました。これらの地区も漸次返還され、1999年12月31日に全ての地区が返還されました。