756621日は、「正倉院建立日」

8世紀の中頃,奈良時代の756621日、聖武天皇の七七忌の忌日にあたり、光明皇后は天皇の御冥福を祈念されて、御遺愛品など六百数十点と薬物六十種を東大寺の大仏殿に奉献されました。

 

・光明皇后の奉献は前後五回におよび、その品々は東大寺の現在の正倉院に収蔵されて永く保存されました。

 

・奈良時代の寺院や官庁の主要な倉庫のうち、東大寺正倉院が最も有名で、唯一の遺構であるため現在は固有名詞となっています。

 

・これが正倉院の起りです。大仏開眼会をはじめ東大寺の重要な法会に用いられた仏具などの品々や、光明皇后奉献の品々と併せて、厳重に保管されることとなりました。

 

・東大寺正倉院は大仏殿の北西に位置し、聖武天皇の御遺愛品および東大寺の寺宝や文書類など約 9000点を収納しています。

 

・国宝の正倉院は、原形のままで保存されていますが、収蔵品は1962年鉄筋コンクリートの宝庫に移されました。

 

・この正倉院は,千有余年の間、朝廷の監督の下に東大寺によって管理されてきましたが、1875(明治8年)、宝物の重要性にかんがみ内務省の管轄となり、次いで農商務省を経て宮内省に移り、引き続き宮内庁の所管するところとなりました。

 

・正倉院は、1997年に国宝に指定され、翌1998年に「古都奈良の文化財」の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されています。

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