1975(昭和50)年516日は、「日本女性隊のエベレスト登頂成功」

1975(昭和50)516日、女性だけで編成された登山隊久野英子隊長ら13人のうち、田部井淳子副隊長は、アン・ツェリン・シェルパとともに、世界最高峰のエベレストに女性として世界で初めて登頂に成功しました。

 

田部井淳子副隊長が初めてのエベレスト登頂を果たした当時、彼女は36歳。実は、当時すでに結婚しており、子供もいるママさん登山家でした。

 

・登頂ルートは22年前、英国隊のヒラリー卿とシェルパのテンジンが初登頂した通常コースの東南稜でした。

 

・女性だけでエベレストを目指したのは、単純な理由がありました。女性だけであれば、男性との混合チームと比べ、体力や体格に差が少ないためペース設定がしやすく、着替えやトイレ等の気兼ねもないからです。少しのミスが命とりとなる登山では、この「女性だけ」という選択が、登頂成功の大きな要因でした。

 

・田部井淳子登山家は、その後、女性として初めてヒマラヤ山脈にあるシシャパンマの登頂に成功。また、キリマンジャロ(タンザニア)、アコンカグア(アルゼンチン)、マッキンリー(米国)、ビンソンマシフ(南極)と各大陸の最高峰の頂上を次々に成功し、カルステンツ・ピラミッド(インドネシア)、エルブルース(ロシア)登頂によって女性で世界初の7大陸最高峰登頂者となりました。

 

・田部井淳子氏は、エベレストのごみ問題をテーマに研究を進め、九州大大学院の博士課程を修了し、環境保全功労者として環境大臣賞を受賞しました。

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