・1778年5月17日は、東京都港区西新橋に本社を置き、江戸時代にお茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎氏の子孫にあたる永谷嘉男氏が創業した株式会社永谷園が、「お茶漬けの日」を、記念日に制定した。
・記念日の日付は永谷宗七郎氏の偉業をたたえ、その命日である1778年5月17日に由来します。記念日は2012(平成24))年に、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
・江戸時代に、永谷宗七郎氏は、当時、赤黒いお茶を飲んでいた庶民にも美味しいお茶を飲んで欲しくて、「そうだ、つくればいいのだ」と思いたち、15年かけて「緑色のお茶」の製法を開発した。
・その後、9代目が開発した海苔を浮かべたお吸い物のような「海苔茶」を改良し、9、10代目で「お茶づけ海苔」を開発し、1952(昭和27)年に発売した。
・創業者・永谷嘉男氏の「おいしいお茶づけを、家庭で手軽に楽しめたら」という思いから、「お茶づけ海苔」が誕生しました。同社の前身であるお茶屋で数多くのアイディア商品を生み出してきた嘉男氏の父、永谷武蔵氏との共同作業によって生み出された商品でした。
・永谷園は、1952(昭和27)年に、画期的なインスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」を発売し、お茶漬けをさらに身近な食べ物とした「味ひとすじ」の理念を持つ食品メーカーです。にほんブログ村